都会に疲れたニューヨーカーたちへ~NY ロックランドの週末


ハドソン川の向こうで過ごす 週末ガイド
by kawamuko
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タグ:オペラ ( 28 ) タグの人気記事

NYにいるなら絶対観るべき、今シーズンのオペラ-Norma

今シーズンのメトロポリタン・オペラ新作、ベリーニのNorma (ノルマ)を観てまいりました^^
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Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera

このオペラ、ソプラノが超絶難儀で有名で、ワーグナーが唯一認めた(笑?)イタリアオペラとも言われています。

その超絶難儀なデュオを、今回の新作で歌ったのがこのお二人・・・
ソンドラ・ラドヴァノフスキーと、メゾソプラノのジョイス・ディドナート。
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Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera

いや、もう、凄かったです~。
ラドヴァノフスキー、いつも序盤がちょっと声が粗くて、エンジンかかりにくいタイプ?みたいなのですが、中盤からは絶好調。
ディドナートにいたっては、天使のベルカント・・・^^

メトオペラの「女王」と呼ばれるラドヴァノフスキーと、「現代最高のメゾ」と呼ばれるディドナート。
こんなデュオが生で聴けるなんて、マジで、ニューヨークに住んでいてよかった・・・涙
(ちなみに日本からは、40万円ほどでメトに「Norma」を観に来るツアーがあったようですが、40万払っても観に行きたい気持ち、わかります^^;)

メトのNorma、今シーズンは12月16日まで上演があります。
ニューヨークにお住いの方、なにがなんでも、ぜひ観に行ってください~!
だって、こんなスゴイの、生きてるうちに何度も観られませんよ?笑
日本から観に来たら40万円ですよ?笑

そんなわけで、マリア・カラスにして「最も難しい曲」と言わせたNormaの有名なアリア、「清らかな女神」をカラス版で、どぞ^^



ちなみに、今日の上演、客席にルネ・フレミングがいたと、ざわついていた方々がいたんですが、ホントかな・・?^^;

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by kawamuko | 2017-10-08 10:22 | ヘタレなオペラ | Comments(2)

メトオペラのエレクトラで、あの指揮者に再会

今シーズンも終盤、メトロポリタンオペラの「エレクトラ」観に行ってまいりました。
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Photo: Pascal Victor

恥ずかしながら、私、Rシュトラウスって、「薔薇の騎士」しか観たことなかったのでそういうイメージで観に行ったんですが・・・
「エレクトラ」、全然ちがう!

父親を殺した母に復讐をなしとげる娘の話。
ストーリーの重さもさることながら、緊張感がとぎれることない音楽、これ、2時間も休憩なしで神経もちません・・・なので、途中でちょっと寝ました^^;
寝といてなんですが、いや、Rシュトラウスって、スゴイ作曲家ですね。改めて。

メトの「エレクトラ」は、2013年に逝去した演出家、パトリス・シェローの遺作ともいえる作品ですが、シェローは、登場人物のリアル感を出したかったとか・・・
「どこにでもある、普通の家庭の物語だから。」

いや・・・どこにでもあるか?
ダンナ殺して、長女に復讐されて家庭崩壊って^^;

指揮者は、3月にNYフィルハーモニックの「トゥーランガリラ でお会いした、エサ・ペッカ・サロネン。
この日は、得意のトークは封印・・・指揮者挨拶なしで、オペラが始まりました。
でも、カーテンコールでサロネンと、手をつないで笑顔で走ってくる出演者の皆さんに、彼が指揮する現場は、笑いが絶えず楽しいんだろうな~、と感じました^^

なので、サロネンが出演するi PadのCM・・・も一回貼っとこ(笑)



それにしても、「エレクトラ」、今シーズンの新作なのに、空席が目立ちました・・・
以前はメンバーになっていないと、新作のいい席なんて取れなかったのに、今は直前に買っても、M列あたりのオーケストラ席余裕♪
財政難のメト、大丈夫なのか・・・?と、ちょっと心配になってしまいました^^;

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by kawamuko | 2016-05-08 22:09 | ヘタレなオペラ | Comments(2)

NYフィル聴いてきましたん

ニューヨーク・フィルハーモニックの「Messiaen Week」の最終日、リンカーンセンターに行ってまいりました。
演目は、Turangalila交響曲(アメリカ人も発音できなくて、みんなあわあわしますが笑、"トゥーランガリラ"が一般的な発音のようです)のメシア。
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間近にチケット買ったら、こんなかぶりつきの席になってしまった・・・^^;
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でも、ピアノの鍵盤が見える席だったので、大満足でした。
だって、このYuja Wangさんというチャイニーズのピアニスト、スゴイんですよ~!
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Photo: The New York Times

ドラマチックで若くて美人でスタイルよし、その上ピアノの才能まであるなんて・・・
この方、脚がきれいなだけに、ミニスカやショートパンツが多いようなんですが(笑)、この日は濃紺の超ミニの上から、シースルーのロングドレスで弾くトゥーランガリラのメシア、とっても素敵でした^^

ところで昨日のコンサート、若い方がたくさん来てました。
敬遠されがちな現代音楽、若い聴衆が増えてきてるのも、NYフィルの音楽監督に就任したアラン・ギルバートのプロデュースのおかげなのだとか・・・

ちなみに昨日メシアを指揮したエサ=ペッカ・サロネンは、アップルの i padのCMに出たことがあります。


CMでは作曲に i padを使いこなし、この日の演奏を始める前のトークも面白くて、こういう方を起用するのも、若者の聴衆を集められる理由なのかもしれませんねー。

ちなみにトゥーランガリラのメシア、こんな曲です。
我が家では、ハロウィーンの日にかける曲ということになってます笑



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by kawamuko | 2016-03-14 10:01 | 川越えてマンハッタン | Comments(6)

ニューイヤーズ・イブのメトロポリタン・オペラで、面白い現象・・

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします^^

さて、昨年は、理系オタクが20年乗った車の買い替えがあったので、メトロポリタン・オペラのサブスクリプションは諦めたのですが・・・笑

せめてもの、ニューイヤーズ・イブ・ガラの「Merry Widow」を観に行ってまいりました^^
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実はドレス・コードがないメトオペラ。
普段は、ジーンズの音大生やバックパッカーの若者もいますが、ニューイヤーズ・イブ・ガラのこの日は、違います。
タキシードの男性と、華やかなイブニング・ドレスの女性たちが大勢やってきます。

レストランも、オペラ後のスペシャル・ディナーに備えて、特別にセットアップ・・・
ちなみにこのディナーは、おひとり様$2,000(約20万円)からスタートの料金になります(爆)
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我が家はもちろん、オペラ前の、通常価格の一般ディナーコース。
この日は、一般コースの客は、レストラン後方の席に全員、押し込められます(笑)

しかも、風邪薬飲んでたので、アルコールはナシで、サラトガの炭酸水でガマン・・・^^;
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シーバス、美味しかったです^^
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この日のメトは、もちろん満席。
インターミッションのバーも、化粧室も、普段ありえない長蛇の列!
人をかきわけて、歩くのさえ大変です。

・・・が。
なんと、地下の化粧室だけは、普段よりもガラガラ。
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・・・これ、過去ブログでも書きましたけど、メトの地下の化粧室って、一番回転が速くて、おすすめなんです。
それでも、普段は、結構な人の列ができるんですけど・・・

なのに、昨夜に限って、ガラガラ・・・
ついでに、地下のバーも、普段より列が短い!
でも上の階は、異常にめちゃ混み。

この現象は、いったい・・・!!??

・・・思うに、
ニューイヤーズ・イブ・ガラのお客さんって、ほとんどが普段メトに来ない方・・・ということじゃないでしょうか?

そういえば、メンバー用のベルモント・ルームも昨夜は閉まってたし・・・

考えてみれば、私も、初めてのNY観光おのぼりさんで、生まれて初めて観たメトオペラが、ニューイヤーズ・イブ・ガラでした(爆)

そんなこんなで・・・
昨夜の「Merry Widow」ですが。

新年にふさわしい、華やかで、誰も死なないオペラです笑
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Photo: Metropolitan Opera

主演は、ルネ・フレミング。
堂々の貫録で演じ切ってましたが、なんだか、普段のルネさんに比べて、ちょっと声が出切ってなかったように感じたのは気のせいかな・・?
ダンスのキレも、他の歌手に比べて今ひとつだったし、体調悪かったりしないといいんですが。

「Merry Widow」、莫大な財産を相続した未亡人が、フランス人と結婚してパリに移り住もうとするお話ですが、彼女に国を出られてしまうと、莫大な税収を失うと焦る貧乏な小国・・・笑
そこで、彼女を自国民と結婚させるべく、プレイボーイを使い、国家レベル?で画策する恋愛コメディです。

・・・これ、この小国が IRS (アメリカの国税庁)くらい抜け目なかったら、なんの問題もなかったと思うんですけどね。
それじゃ、オペラが成り立たないけど(笑)

「Merry Widow」は、ニューイヤーズ・イブ・ガラのプレミアを皮切りに、5月7日まで13公演あります。
詳細は、メトのサイトまで・・・↓

http://www.metopera.org/opera/the-merry-widow-lehar-tickets



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by kawamuko | 2015-01-01 22:38 | ヘタレなオペラ | Comments(5)

METオペラのスワロフスキー・シャンデリア(のグッズ)を買う

メトロポリタンオペラの象徴といえば、スワロフスキーのシャンデリアですが・・・
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Photo: Swarovski Architecture

1966年に、オーストリア政府から、戦後支援のお礼として提供されたものですが、
2008年に生まれ故郷のウィーンに里帰りし、大規模な修復が行われました。

メトロポリタンオペラ・ショップでは、このシャンデリアをモチーフにした
色々なグッズが買えます。

ちなみに我が家にあるのは、冷蔵庫のマグネットとか
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コースターとか、
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クリスマスツリーの飾りとか。
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でも、このシャンデリア、本物が買えるって、知ってました・・・?
メトロポリタンオペラ・ショップにて、220万円から830万円(爆)
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Photo: Metropolitan Opera Shop

最大サイズは、本体約1メートル60センチ。
我が家にこれを吊るしたら、床につかえます(笑)

とりあえず、15~20ドル程度のグッズは、日本へのお土産にも
いいかと・・・(笑)

METオペラショップは、チケットがなくても入れますが、
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オペラグラスに映るスワロフスキー、撮ってみました・・・

今年もオペラシーズン終わり・・・
また、来シーズン!(行けたらいいな^^;)


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by kawamuko | 2014-05-11 00:08 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

METオペラの最中に、口論が始まった・・

今日、メトロポリタン・オペラにモーツアルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を
観に行って来たのですが・・・
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Photo: Metropolitan Opera

オペラの真っ最中に、オーケストラ席の観客の間で、口喧嘩が始まりました。

長年メトに通ってますが、こんなことは初めてです・・・^^;

両方とも年配の白人男性で、断片的に聞こえてきた口論によれば、
前の席の男性が頻繁に体を揺らしていたらしく、後ろの席の男性が
「精神安定剤でも飲んで落ち着け!」とかなんとか・・・

後は、Fワードの応酬。
いやいやいや・・・
去年行ったヘヴィメタのライブ の観客の方が、むしろマナー
よかったですけど・・・^^;

結局、周囲の、「シ~~~ッ!!!」の嵐に、二人とも黙りましたが。

その後、インターミッションで第二回戦が開始するんじゃないかと
ハラハラしてましたが、後ろの席の男性が憤然と席を立ち、そのまま
戻ってきませんでした。

今日のオペラの「コジ・ファン・トゥッテ」って、本当なら笑って
楽しめる喜劇なのに、なんかお気の毒・・・
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この「コジ・ファン・トゥッテ」というタイトル、英語でも非常に訳しにくい
言葉だそうで・・・
強いて言えば「女性はみんなこんな行動をする」みたいな意味だそうです。

「浮気しない女はいない」という挑発に、フィアンセ達を試すために、
あれやこれや仕掛ける人々の、ドタバタ・コメディですが、
18世紀に上演された際、「こんな女性蔑視のオペラは成功しない。」
と評されたそうで・・・

最終的に女性が二人とも、婚約者を裏切る筋なだけに、今日のメトでも、
笑えない人もいたんじゃないかと(笑)

そんなブラックな要素もあるこのオペラ、プログラムノートには、
「帰り道にメロディを口ずさむ一方、マーロックス(胃腸薬)が
必要になるオペラ」と評してありました。

今日、口論になって帰った紳士と、とばっちりで第二幕を
見損ねた奥様は、まさにマーロックスのお世話になったんじゃないかと、
ちょっと心配です・・・^^;

ところで今日の指揮者は、復帰以降、絶好調のジェームズ・
レヴァインでした。
私は今シーズン、氏の指揮の作品を観るのは3回目なんですが、
血色もとてもよく、パフォーマンスごとに、ますます元気に
なられて行くようで・・・

今日の「コジ・ファン・トゥッテ」もキレキレの演奏で、普通の
テンポより速く感じたので、二幕目の2オクターブの高難易度ソロを
歌ったソプラノのスザンナ・フィリップスが、大変だったんじゃないかと・・

この方、2009年のラ・ボエームのムゼット役で初めて観たの
ですが、この方が歌いだすと、宝石がきらきらっと輝きだす
ような、美しいソプラノの持ち主です。
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低音パートがいまいちだったのは、もともと苦手なのか、レヴァインの指揮に
ついて行けなかったのか・・・

でも、この人の声、私は好きだなぁ・・・
カーテンコールでも、ひときわ喝采を浴びて、本人もちょっとびっくりした後、
満面の笑顔になったのが、可愛いかったです^^

そんなこんなで・・・
「コジ・ファン・トゥッテ」、今シーズンの残りの上演はこちら・・・

4/30/2014
5/3/2014
5/8/2014


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by kawamuko | 2014-04-27 12:10 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

キャスリーン・バトルをこんなところで発見・・!

その昔、ニッカウィスキーのCMで、日本にオペラ・ブームを巻き起こした
METの歌姫、キャスリーン・バトルですが・・・



Big 発言(古い?笑)ならぬ、スタッフや共演者へのあまりにBixxな言動から、
メトを出禁になり、いつの間にか表舞台から消えてしまいました・・・

でも、こんなところで、発見!
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いた~っ!!!
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実はこれ、METオペラの地下にある、歴代出演者の展示・・・

キャスリーン・バトルさん、メト出禁になったと聞いていたけど、ちゃんと展示してもらえていて、
よかった・・・^^;

今、どうされてるのかなぁ・・?
今でもときどき、彼女がメトでパバロッティと共演した時の、「愛の媚薬」とか、車の中で聴いてます。



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by kawamuko | 2014-03-16 20:56 | ヘタレなオペラ | Comments(1)

新年にふさわしい華やかなオペラ、シュトラウスのこうもり

ヨハン・シュトラウスの「こうもり」(Die Fledermaus) を、METオペラの新作で、観てきました。

新年にふさわしく、とってもゴージャスなステージで、誰も死なないオペラです笑
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Photo: Metropolitan Opera

実はシュトラウスの「こうもり」、私が生まれて初めて観たオペラでもあります・・・

それも、メトロポリタンオペラの、大晦日のニューイヤーズ・イヴ・ガラで観たという稀有な経験・・・
まあ、当時は、日本もバブルでしたしね笑

このオペラ自体、ニューイヤーズ・イヴのパーティが舞台なので、大晦日にふさわしいオペラ
なのですが、いかんせん、セリフ回しが非常に多いオペラ・・・

そんなわけで、セリフの部分は、上演国の言語に直されることが多く・・・
前回観たときは、セリフの部分が英語で、歌はドイツ語だったのですが、今回は、セリフも歌も、
すべて英語でした。
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セリフは、ドイツ語のリブレットを単に訳しているわけではなく、現代風にアレンジされてます。

今回、セリフ部分の脚本を担当したのは、ブロードウェイで活躍する、Douglas Carter Beane氏。

ニューヨーカーらしい、テンポのいいセリフ回しになってますが、短い言葉でエッセンスを
表現する作業に、「まるで俳句を書いてるみたいだった。」と、苦労談を語ってます。

ただ、あまりにニューヨーカーを意識した、アメリカン・クラシックなジョークにこだわったせいか
後ろの方の席で誰かが、"Exclusive laugh"(排他的な笑い)と、評しているのが聞こえました。

つまり、この地域のアメリカ人以外、理解できない笑いであると・・・

例えて言えば、アメリカ人を吉本に連れて行って、関西ノリの笑いを理解しろというのと
同じ感じなんでしょうか・・・?^^:

そういえば、座席についている字幕ボードも、通常3か国語くらい選べる
のですが、今回は英語のみでした。

確かに、メトロポリタン・オペラは、ニューヨーカーだけでなく、世界中から人々がオペラを
観に来るところなので、あまり身内的なウケを狙うのは、私もどうかと思いますが、
個人的には、ジェネレーション・ギャップ的な部分もあるんじゃないかな?と思いました。

というのは、私的には、言葉の意味も、笑いのツボも抑えた上で、「まあ・・面白いけど、
腹抱えて笑うほどじゃない。」と感じる部分が結構あったのですが、隣席のおじーちゃん達は、
手を叩いて大笑い・・・

そのうち、ゲホゲホ咳こみはじめたので、「おじーちゃん大丈夫!?」と、心配してしまいましたが・・・^^;

そんなわけで、メトオペラ・プレゼンツのシュトラウス・こうもりから。
ドンペリ音頭・・・じゃなくて(笑)、「シャンパン・ポルカ」。



今シーズンのパフォーマンスは、2月22日まであります。



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by kawamuko | 2014-01-19 10:51 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

寒波なので、暖炉で読書・・・

ニューヨークが異常寒波に見舞われたこの週末・・・

こんな日こそ、普段あまり使う暇のない暖炉の前で、読書しよう!と決めました。
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我が家の猫も、おつきあいしてくれ・・・^^
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去年から読みだした山田正紀「ミステリ・オペラ」、600ページをついに完読!
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山田正紀は、デビュー作品からのファンです・・・
元々SF作家だけあって、並行世界(パラレル・ワールド)の概念も交えた、奥の深いミステリーでした。

歴史問題を、考えさせられるところもあり・・・

モーツアルトのオペラ、「魔笛」の解釈も、おもしろかったな~。

あのオペラ、太陽の王と夜の女王の正義役・悪役がいきなり入れ替わるところに、
私もなんとなく釈然としないものを感じてたんですが、こういう解釈があるとは・・・

↓は、小説に頻繁に引用される、夜の女王の「わが胸は復讐の怒りに燃え」のアリアです。

聴けば、クラシックファンでなくとも、だれでもサビを知っている有名なアリアですが、
マリア・カラスのバージョンで・・・


そんなわけで、ひさびさに、がっつり本読んで疲れたので、お口なおし?に、これ↓笑
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職場の同僚Aさんのお嬢さんからお借りしたマンガですが、面白いですよ~^^
金魚草、シュール。



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by kawamuko | 2014-01-06 08:38 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

ジェイムズ・レヴァインの「ファルスタッフ」観てきた

今年の5月に、病気療養から復帰したばかりのジェイムズ・レヴァインが、ヴェルディの
「ファルスタッフ」で、METオペラに帰って来ました。
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大歓声と拍手で迎えられたレヴァイン・・・

椅子に座ったままの指揮で、カーテンコールも指揮席からの挨拶でしたが、とっても元気そうで、
メト・オケとの一体感も、いっそう増したような・・・
リハーサルでも、"Teaching Conductor"の異名を取るレヴァイン節、炸裂だったそうです。

私には、全盛期のレヴァインが戻ったような、キレキレの演奏に聴こえました。

大雪警報の中、頑張って観に行ってよかったなぁ・・・^^


オペラ「ファルスタッフ」の原作は、シェイクスピアの喜劇、「ウィンザーの陽気な女房たち」。
ヴェルディの生涯最後の作品ですが、ヴェルディのオペラでは珍しく、誰も死なないオペラです笑
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クラシックな舞台セットから、レイチェル・レイの料理ショーが始まりそうなセット(笑)まで、とっても
楽しめる演出になってました。

強いて言えば、馬に気を取られてマエストリの歌に集中できなかったのが、難といえば難・・・
ネタバレは控えますが、あの馬の演出って、必要あったんだろーか・・・?^^;

未亡人のクイックリー婦人役のステファニー・ブライスは、もう彼女が歌い出すと、他の歌手が
かすんでしまうほどのオーラだったんですが、なんだか、昨シーズンの「イル・トロヴァトーレ」の
アズチェーナ役のときより、さらに、お肥えになったような・・・?^^;
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私も大好きな歌手なので、健康には気をつけて、長くパフォーマンスして欲しいです・・・

反して対照的に超スリムだったのが、若手のアメリカ人ソプラノ、リゼッタ・オロペーサ。
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この方・・・結構イイです。
あの細い身体のどこから、あの声量が出て来るのか・・・
透明感のある声は、日本人にも結構受けると思います。

ちなみにファルスタッフは実在の人物で、シェイクスピアの喜劇では、大酒飲みで女好きで肥満で、
役立たずの老騎士として描かれてますが、実際は、非常に頭脳明晰で冷静な英国軍の指揮官で、
ジャンヌ・ダルクとの戦いに関わったことでも、有名な人物だそうです。

でも元々は、ヘンリー5世の側近であったジョン・オールドカースルがファルスタッフのモデルで、
シェイクスピアが三枚目の人物として描いたときに、遺族から強い抗議があり、やっぱり実在の
人物のファルスタッフに名前を変更したいきさつがあるとか・・・
(リチャード三世の件といい、シェイクスピアって、結構、こーいうトラブル多いような・・・)

そんなこんなで、METプレゼンツの「ファルスタッフ」、今シーズンの残りの上演スケジュールは下記の通りです:

2013年:
12月27日
12月30日

2014年:
1月  3日
1月  6日
1月11日

All Photo above: Metropolitan Opera



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by kawamuko | 2013-12-23 07:12 | ヘタレなオペラ | Comments(0)


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