今シーズンのメトロポリタン・オペラ新作、ベリーニのNorma (ノルマ)を観てまいりました^^
Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera
このオペラ、ソプラノが超絶難儀で有名で、ワーグナーが唯一認めた(笑?)イタリアオペラとも言われています。
その超絶難儀なデュオを、今回の新作で歌ったのがこのお二人・・・
ソンドラ・ラドヴァノフスキーと、メゾソプラノのジョイス・ディドナート。
Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera
いや、もう、凄かったです~。
ラドヴァノフスキー、いつも序盤がちょっと声が粗くて、エンジンかかりにくいタイプ?みたいなのですが、中盤からは絶好調。
ディドナートにいたっては、天使のベルカント・・・^^
メトオペラの「女王」と呼ばれるラドヴァノフスキーと、「現代最高のメゾ」と呼ばれるディドナート。
こんなデュオが生で聴けるなんて、マジで、ニューヨークに住んでいてよかった・・・涙
(ちなみに日本からは、40万円ほどでメトに「Norma」を観に来るツアーがあったようですが、40万払っても観に行きたい気持ち、わかります^^;)
メトのNorma、今シーズンは12月16日まで上演があります。
ニューヨークにお住いの方、なにがなんでも、ぜひ観に行ってください~!
だって、こんなスゴイの、生きてるうちに何度も観られませんよ?笑
日本から観に来たら40万円ですよ?笑
そんなわけで、マリア・カラスにして「最も難しい曲」と言わせたNormaの有名なアリア、「清らかな女神」をカラス版で、どぞ^^
ちなみに、今日の上演、客席にルネ・フレミングがいたと、ざわついていた方々がいたんですが、ホントかな・・?^^;
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