都会に疲れたニューヨーカーたちへ~NY ロックランドの週末


ハドソン川の向こうで過ごす 週末ガイド
by kawamuko
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カテゴリ:ヘタレなオペラ( 29 )

メトオペラの今シーズン終了・・なので、まとめ。

この週末、メトオペラのCendrillon(シンデレラ)を観て、我が家のメトオペラ・2017-2018年シーズンが終了しました。

今シーズンは、5本観ました・・・
体調や仕事でキャンセルしたものもなく、無事に全部観れてよかった~・・・^^
なにせ、半年前にチケット買いますから。

そんなわけで、今シーズンのまとめ、行ってみたいと思います笑

1)NORMA

ソンドラ・ラドヴァノスフキーとジョイス・ディドナートという超絶デュオで、鳥肌立ったオペラでした。
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詳しくはこちらの記事で・・・「NYにいるなら絶対観るべき、今シーズンのオペラNorma

2)THAIS

実は、長年メトに通っていて、このオペラだけは観たことがなかったという・・・
その理由が、理系オタクが大ファンのアンナ・モッフォが酷評されたオペラだからという理由だったんですね(爆)
「観たことないから観たい!」という私に強硬に連れて行かれた、繊細な理系オタク(笑)
舞台を見たあと、すっかり気に入り、帰りにメトショップで、トラウマだったアンナ・モッフォ主演のTHAISのCDも買い込みました笑

理系オタクを救ってくれた?、タイース役のアイリーン・ペレスさん、ありがとうございます。お礼にCD、買いましたよ!笑

タイースといえば、聴けば誰でも知ってるこのヴァイオリン・ソロが有名です。
葉加瀬太郎さんでどぞ^^


3) トスカ

今シーズンの新作でした!
コンクリート打ちっぱなし+トスカの空中浮揚(笑?)で不評だった前作から、一気にゴージャス&クラシックな舞台に戻り、ブルガリア出身のソプラノ、ソニヤ・ヨンチェバにべた惚れした作品でした。
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こちらの記事「 メトの新作のトスカがイイ! 」で書いてますのでよろしければどぞ^^

4)コジ・ファン・トゥッテ

おなじみモーツアルトのドタバタ喜劇です。
今年のメトの新作だったのですが、これね、行く前は期待値が非常に低く・・・

というのも、このプロモーション写真がいけないと思う笑↓
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またまた、ヘンな新作にしちゃって・・・と思ったのは、私だけではないはずです。と思います笑

ところがこれが、すごく良かったんですよ~!
70年代アメリカン・グラフィティな演出で、遊園地が舞台なのですが、火吹き芸人から本物の大蛇まで、飽きさせない演出の舞台です。
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このプロフェッショナルなパフォーマンスの芸人さんは、コニーアイランドの本物の芸人さんたちだそうです。

で、すごく良かったのが、フィオルディリージ役のソプラノ、アマンダ・マジェスキー。
この方が歌いだしたときは、宝石がきらきらっと空中に転がってきたようでした^^
CD買おうとしたら、まだ若手なのか売ってなかったのが残念・・・

あと特記すべきは、若手テノールのベン・ブリス。
普通、テノール歌手って、かなりぽっちゃり系の方が多いんですが・・・^^;
一説によると、高い声は背が低い方が出るとかも。
でもこの方は、バス並の長身・やせ型、しかもイケメン!(笑)これから、人気でそうですね~!
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5)Cendrillon(シンデレラ)

昨日観たばかりの、我が家の今シーズン最後のオペラです^^
オペラのシンデレラと言えば、ロッシーニ作曲のLe Cenerentola(チェネントラ)が有名ですが・・(数年前に観た、エリーナ・ガランチャのシンデレラ、めっちゃ良かったです。DVDも買っちゃいました^^)

今回のは、ジュール・マスネ作曲のシンデレラ、Cendrillon(サンドリヨン)。
同じシンデレラでなんで呼び方が違うのかというと、ロッシーニのはイタリア語、マスネのはフランス語らしいです笑

で、今回のシンデレラ役は、今シーズンのしょっぱなで観た現代最高峰のメゾソプラノ、ジョイス・ディドナートさん。この方って、フルマラソンも出るし、金髪のショートヘアで、カッコいい大人の女性というイメージなのですが、このオペラでは見事に少女を演じ切りました。さすが!女優!^^
彼女のメゾソプラノがシーズン中2回も聴けたなんて、至福です♪
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で、この舞台で意外なデジャヴ・・・手塚治虫のアニメーション笑
全体的にキャラクターといい踊りといいノリといい、ディズニーの古いアニメっぽいんですね。
ディズニーアニメから影響を受けた手塚治虫、その手塚アニメで育った私、一周回ってデジャヴという不思議な体験でした笑

継母役は圧巻のステファニー・ブライス・・・
この方、私が最後に観たのは数年前の「 ファルスタッフ 」で、その時は「太ったなぁ・・・体、大丈夫かな」と心配してたのですが、今回はさらに増量された模様・・・^^;
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いや・・・これ、中に何かいれてるよね?^^;
すごく好きな歌手だけに、本当にお体大事にして、長く歌ってほしいです。

そんなこんなで、今シーズン観た5作、まとめてみました。
来シーズンは、いくつ観に行けるかなぁ・・・
とりあえず、新作の「椿姫」、狙ってます笑


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by kawamuko | 2018-04-30 10:57 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

メトオペラ、とんでもないピアノ?を売る

先日、メトロポリタンオペラ観た帰りに、メトオペラ・ショップに寄ったのですが・・・
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そこで売ってたこのピアノ風のバッグ・・・
なんか、鍵盤おかしくありません?^^;
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こちらのピアノがま口?は、鍵盤大丈夫みたいですね~笑
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メトでもこんなん売っちゃうんだな~と、そのアバウトさにちょっと安心?しました笑


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by kawamuko | 2018-03-25 09:13 | ヘタレなオペラ | Comments(5)

メトの新作のトスカがイイ!

先週、メトロポリタン・オペラの今シーズンの新作、「トスカ」を観てまいりました。
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ラストの身投げシーンで、前作はトスカの「空中浮揚」で爆笑され、その後ステージをブラックアウトする演出に変えてましたが、結局、前作のトスカは7年ぐらい?の短い命だったでしょうか・・・^^;

ちなみに前作は、こんなコンテンポラリーなステージでしたが・・・
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Photo:Metropolitan Opera


新作トスカは、豪華でクラシックな舞台に戻りました!
近年、オペラも若者層を惹きつけようと?コンテンポラリーな演出が増えてましたが、若者層も本当に観たい舞台は、こういうクラシックな舞台だと思うんですよねー。
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Photo:Metropolitan Opera


今回トスカを歌った Sonya Yonchevaさん。
貫くような美しい声に、なんといっても声量がスゴイ!
ブルガリア出身だそうですが、ブルガリアといえば、ブルガリアン・ヴォイス・・・強烈な肺活量と声に恵まれた方が多そう?笑

この日のメトオペラショップでは、彼女のCDが売り切れてました。
私も買ったけど笑
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Photo:Metropolitan Opera


城壁からの最後の身投げシーンも、クラシックでいながら、はっとさせるシーンに変わり。
とある評論記事では、「トスカのジャンプが安全になった」と書かれてました笑
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Photo:Metropolitan Opera


そんなこんなで、今シーズンのメトの新作のトスカ、後半はトスカ役が大御所アンナ・ネトレプコに代わり5月頃まで上演されるそうです。
個人的には Sonya Yoncheva、すごく良かったので、Sonyaさんのトスカ、観てほしいなあ・・・^^



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by kawamuko | 2018-02-04 00:26 | ヘタレなオペラ | Comments(5)

NYにいるなら絶対観るべき、今シーズンのオペラ-Norma

今シーズンのメトロポリタン・オペラ新作、ベリーニのNorma (ノルマ)を観てまいりました^^
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Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera

このオペラ、ソプラノが超絶難儀で有名で、ワーグナーが唯一認めた(笑?)イタリアオペラとも言われています。

その超絶難儀なデュオを、今回の新作で歌ったのがこのお二人・・・
ソンドラ・ラドヴァノフスキーと、メゾソプラノのジョイス・ディドナート。
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Photo: Ken Howard/Metropolitan Opera

いや、もう、凄かったです~。
ラドヴァノフスキー、いつも序盤がちょっと声が粗くて、エンジンかかりにくいタイプ?みたいなのですが、中盤からは絶好調。
ディドナートにいたっては、天使のベルカント・・・^^

メトオペラの「女王」と呼ばれるラドヴァノフスキーと、「現代最高のメゾ」と呼ばれるディドナート。
こんなデュオが生で聴けるなんて、マジで、ニューヨークに住んでいてよかった・・・涙
(ちなみに日本からは、40万円ほどでメトに「Norma」を観に来るツアーがあったようですが、40万払っても観に行きたい気持ち、わかります^^;)

メトのNorma、今シーズンは12月16日まで上演があります。
ニューヨークにお住いの方、なにがなんでも、ぜひ観に行ってください~!
だって、こんなスゴイの、生きてるうちに何度も観られませんよ?笑
日本から観に来たら40万円ですよ?笑

そんなわけで、マリア・カラスにして「最も難しい曲」と言わせたNormaの有名なアリア、「清らかな女神」をカラス版で、どぞ^^



ちなみに、今日の上演、客席にルネ・フレミングがいたと、ざわついていた方々がいたんですが、ホントかな・・?^^;

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by kawamuko | 2017-10-08 10:22 | ヘタレなオペラ | Comments(2)

メトオペラのエレクトラで、あの指揮者に再会

今シーズンも終盤、メトロポリタンオペラの「エレクトラ」観に行ってまいりました。
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Photo: Pascal Victor

恥ずかしながら、私、Rシュトラウスって、「薔薇の騎士」しか観たことなかったのでそういうイメージで観に行ったんですが・・・
「エレクトラ」、全然ちがう!

父親を殺した母に復讐をなしとげる娘の話。
ストーリーの重さもさることながら、緊張感がとぎれることない音楽、これ、2時間も休憩なしで神経もちません・・・なので、途中でちょっと寝ました^^;
寝といてなんですが、いや、Rシュトラウスって、スゴイ作曲家ですね。改めて。

メトの「エレクトラ」は、2013年に逝去した演出家、パトリス・シェローの遺作ともいえる作品ですが、シェローは、登場人物のリアル感を出したかったとか・・・
「どこにでもある、普通の家庭の物語だから。」

いや・・・どこにでもあるか?
ダンナ殺して、長女に復讐されて家庭崩壊って^^;

指揮者は、3月にNYフィルハーモニックの「トゥーランガリラ でお会いした、エサ・ペッカ・サロネン。
この日は、得意のトークは封印・・・指揮者挨拶なしで、オペラが始まりました。
でも、カーテンコールでサロネンと、手をつないで笑顔で走ってくる出演者の皆さんに、彼が指揮する現場は、笑いが絶えず楽しいんだろうな~、と感じました^^

なので、サロネンが出演するi PadのCM・・・も一回貼っとこ(笑)



それにしても、「エレクトラ」、今シーズンの新作なのに、空席が目立ちました・・・
以前はメンバーになっていないと、新作のいい席なんて取れなかったのに、今は直前に買っても、M列あたりのオーケストラ席余裕♪
財政難のメト、大丈夫なのか・・・?と、ちょっと心配になってしまいました^^;

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by kawamuko | 2016-05-08 22:09 | ヘタレなオペラ | Comments(2)

ニューイヤーズ・イブのメトロポリタン・オペラで、面白い現象・・

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします^^

さて、昨年は、理系オタクが20年乗った車の買い替えがあったので、メトロポリタン・オペラのサブスクリプションは諦めたのですが・・・笑

せめてもの、ニューイヤーズ・イブ・ガラの「Merry Widow」を観に行ってまいりました^^
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実はドレス・コードがないメトオペラ。
普段は、ジーンズの音大生やバックパッカーの若者もいますが、ニューイヤーズ・イブ・ガラのこの日は、違います。
タキシードの男性と、華やかなイブニング・ドレスの女性たちが大勢やってきます。

レストランも、オペラ後のスペシャル・ディナーに備えて、特別にセットアップ・・・
ちなみにこのディナーは、おひとり様$2,000(約20万円)からスタートの料金になります(爆)
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我が家はもちろん、オペラ前の、通常価格の一般ディナーコース。
この日は、一般コースの客は、レストラン後方の席に全員、押し込められます(笑)

しかも、風邪薬飲んでたので、アルコールはナシで、サラトガの炭酸水でガマン・・・^^;
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シーバス、美味しかったです^^
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この日のメトは、もちろん満席。
インターミッションのバーも、化粧室も、普段ありえない長蛇の列!
人をかきわけて、歩くのさえ大変です。

・・・が。
なんと、地下の化粧室だけは、普段よりもガラガラ。
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・・・これ、過去ブログでも書きましたけど、メトの地下の化粧室って、一番回転が速くて、おすすめなんです。
それでも、普段は、結構な人の列ができるんですけど・・・

なのに、昨夜に限って、ガラガラ・・・
ついでに、地下のバーも、普段より列が短い!
でも上の階は、異常にめちゃ混み。

この現象は、いったい・・・!!??

・・・思うに、
ニューイヤーズ・イブ・ガラのお客さんって、ほとんどが普段メトに来ない方・・・ということじゃないでしょうか?

そういえば、メンバー用のベルモント・ルームも昨夜は閉まってたし・・・

考えてみれば、私も、初めてのNY観光おのぼりさんで、生まれて初めて観たメトオペラが、ニューイヤーズ・イブ・ガラでした(爆)

そんなこんなで・・・
昨夜の「Merry Widow」ですが。

新年にふさわしい、華やかで、誰も死なないオペラです笑
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Photo: Metropolitan Opera

主演は、ルネ・フレミング。
堂々の貫録で演じ切ってましたが、なんだか、普段のルネさんに比べて、ちょっと声が出切ってなかったように感じたのは気のせいかな・・?
ダンスのキレも、他の歌手に比べて今ひとつだったし、体調悪かったりしないといいんですが。

「Merry Widow」、莫大な財産を相続した未亡人が、フランス人と結婚してパリに移り住もうとするお話ですが、彼女に国を出られてしまうと、莫大な税収を失うと焦る貧乏な小国・・・笑
そこで、彼女を自国民と結婚させるべく、プレイボーイを使い、国家レベル?で画策する恋愛コメディです。

・・・これ、この小国が IRS (アメリカの国税庁)くらい抜け目なかったら、なんの問題もなかったと思うんですけどね。
それじゃ、オペラが成り立たないけど(笑)

「Merry Widow」は、ニューイヤーズ・イブ・ガラのプレミアを皮切りに、5月7日まで13公演あります。
詳細は、メトのサイトまで・・・↓

http://www.metopera.org/opera/the-merry-widow-lehar-tickets



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by kawamuko | 2015-01-01 22:38 | ヘタレなオペラ | Comments(5)

METオペラのスワロフスキー・シャンデリア(のグッズ)を買う

メトロポリタンオペラの象徴といえば、スワロフスキーのシャンデリアですが・・・
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Photo: Swarovski Architecture

1966年に、オーストリア政府から、戦後支援のお礼として提供されたものですが、
2008年に生まれ故郷のウィーンに里帰りし、大規模な修復が行われました。

メトロポリタンオペラ・ショップでは、このシャンデリアをモチーフにした
色々なグッズが買えます。

ちなみに我が家にあるのは、冷蔵庫のマグネットとか
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コースターとか、
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クリスマスツリーの飾りとか。
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でも、このシャンデリア、本物が買えるって、知ってました・・・?
メトロポリタンオペラ・ショップにて、220万円から830万円(爆)
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Photo: Metropolitan Opera Shop

最大サイズは、本体約1メートル60センチ。
我が家にこれを吊るしたら、床につかえます(笑)

とりあえず、15~20ドル程度のグッズは、日本へのお土産にも
いいかと・・・(笑)

METオペラショップは、チケットがなくても入れますが、
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オペラグラスに映るスワロフスキー、撮ってみました・・・

今年もオペラシーズン終わり・・・
また、来シーズン!(行けたらいいな^^;)


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by kawamuko | 2014-05-11 00:08 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

METオペラの最中に、口論が始まった・・

今日、メトロポリタン・オペラにモーツアルトの「コジ・ファン・トゥッテ」を
観に行って来たのですが・・・
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Photo: Metropolitan Opera

オペラの真っ最中に、オーケストラ席の観客の間で、口喧嘩が始まりました。

長年メトに通ってますが、こんなことは初めてです・・・^^;

両方とも年配の白人男性で、断片的に聞こえてきた口論によれば、
前の席の男性が頻繁に体を揺らしていたらしく、後ろの席の男性が
「精神安定剤でも飲んで落ち着け!」とかなんとか・・・

後は、Fワードの応酬。
いやいやいや・・・
去年行ったヘヴィメタのライブ の観客の方が、むしろマナー
よかったですけど・・・^^;

結局、周囲の、「シ~~~ッ!!!」の嵐に、二人とも黙りましたが。

その後、インターミッションで第二回戦が開始するんじゃないかと
ハラハラしてましたが、後ろの席の男性が憤然と席を立ち、そのまま
戻ってきませんでした。

今日のオペラの「コジ・ファン・トゥッテ」って、本当なら笑って
楽しめる喜劇なのに、なんかお気の毒・・・
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この「コジ・ファン・トゥッテ」というタイトル、英語でも非常に訳しにくい
言葉だそうで・・・
強いて言えば「女性はみんなこんな行動をする」みたいな意味だそうです。

「浮気しない女はいない」という挑発に、フィアンセ達を試すために、
あれやこれや仕掛ける人々の、ドタバタ・コメディですが、
18世紀に上演された際、「こんな女性蔑視のオペラは成功しない。」
と評されたそうで・・・

最終的に女性が二人とも、婚約者を裏切る筋なだけに、今日のメトでも、
笑えない人もいたんじゃないかと(笑)

そんなブラックな要素もあるこのオペラ、プログラムノートには、
「帰り道にメロディを口ずさむ一方、マーロックス(胃腸薬)が
必要になるオペラ」と評してありました。

今日、口論になって帰った紳士と、とばっちりで第二幕を
見損ねた奥様は、まさにマーロックスのお世話になったんじゃないかと、
ちょっと心配です・・・^^;

ところで今日の指揮者は、復帰以降、絶好調のジェームズ・
レヴァインでした。
私は今シーズン、氏の指揮の作品を観るのは3回目なんですが、
血色もとてもよく、パフォーマンスごとに、ますます元気に
なられて行くようで・・・

今日の「コジ・ファン・トゥッテ」もキレキレの演奏で、普通の
テンポより速く感じたので、二幕目の2オクターブの高難易度ソロを
歌ったソプラノのスザンナ・フィリップスが、大変だったんじゃないかと・・

この方、2009年のラ・ボエームのムゼット役で初めて観たの
ですが、この方が歌いだすと、宝石がきらきらっと輝きだす
ような、美しいソプラノの持ち主です。
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低音パートがいまいちだったのは、もともと苦手なのか、レヴァインの指揮に
ついて行けなかったのか・・・

でも、この人の声、私は好きだなぁ・・・
カーテンコールでも、ひときわ喝采を浴びて、本人もちょっとびっくりした後、
満面の笑顔になったのが、可愛いかったです^^

そんなこんなで・・・
「コジ・ファン・トゥッテ」、今シーズンの残りの上演はこちら・・・

4/30/2014
5/3/2014
5/8/2014


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by kawamuko | 2014-04-27 12:10 | ヘタレなオペラ | Comments(4)

初心者向けのオペラ?

なまじオペラなんか観るので、よく、日本から遊びに来る友達に、
「初心者向けのオペラ」のお薦めを聞かれるのですが・・・

大昔、ジュリア・ロバーツの「プリティ・ウーマン」という映画で、
こんなシーンがありました。
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生まれて初めて、オペラに連れて行かれたジュリア・ロバーツ
扮する娼婦に、パトロン役のリチャード・ギアが囁きます。

"They either love it or they hate it. If they love it, they will 
always love it. If they don't, they may learn to love it, but it 
will never become part of their soul"

「オペラが好きか嫌いかは、(最初の出会いで)決まる。
好きだと思ったら、一生好きになる。
もし好きじゃないと思っても、後で好きになることがあるかも
しれない。
でも、オペラがその人の魂の一部になることは決してない。」


・・・まあ、リチャード・ギア極論すぎ、とは思いますが笑

一般的にビギナー向けと言われるのは、ラ・ボエームとか、
蝶々夫人とかのプッチーニ系や、モーツアルトとかですよね。

前述のジュリア・ロバーツ扮するコールガールが生まれて
初めて観て、「チビるほど」(by プリティウーマン笑)
感動したオペラは、高級娼婦の悲恋を描いた、「椿姫」。

・・・そりゃ、大泣きするわな^^;

そういう意味では、その時の自分の心情に合ったオペラを観る、
というのも、初めてのオペラを選ぶのにいい方法かもしれません。
(ダメンズとつきあってしまった時には、「ファウスト」とか・・・?^^;)

ちなみに私が初めて観たオペラは、メトの大晦日の「こうもり」。
初めてのNYのニューイヤーズ・イヴで、ヒャッハ~!な気分に
ぴったりの、華やかなオペラでした笑

で、意外に侮れないのが、子供・・・

7才のとき、生まれて初めてレコードで聴いたワーグナーで、
オペラにハマッたという人を知ってます。

「ボリス・ゴドノフ」でオペラに目覚めたという少年もいました。

オペラに対して先入観念を持っていない子供の方が、感覚が
柔軟なのかもしれません。

・・・で、先日メトで観て来た、「ヴォツェック」。
これなんかは、もっとも「初心者向けでない」オペラかもしれませんが・・・
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ゲオルク・ビュヒュナーの、12音技法ベースのオペラです。

12音技法とは、「平均律の12種の音を、均等に用いた作曲法」・・・というと
なんのこっちゃですが、私のようなシロウトが聴くと、不協和音の連続にしか
聴こえないというシロモノです^^;

この「ヴォツェック」も、「弦合わせばかりで、一向に始まらないオペラ」と
冗談言われたくらいで・・・笑

私も、特にこの手のオペラが大好きってわけでもないんですけど・・
一度、切り裂きジャックをテーマにした「ルル」という12音技法オペラの
CD聴きながら、暗~い気分で運転してたら、携帯しながら運転してた
後続車に追突されて、なんか縁起悪いので、CDを封印(爆)。

でも、この「ルル」も、メトのステージで観たら、すごくよかったんですよね~。
私的には、12音技法のオペラは、CDで聴くのではなく、ステージと、
歌手と、オーケストラの一体で味わうものだと悟りました。

なので、舞台で観ると、意外に好きになるオペラ、というのも
あると思います。

で、話しまとめますと・・・

私的には、「初心者向きのオペラ」というのは、特にないんじゃ
ないかと思ってます。

人の感性は、それぞれ・・・
その時の、心の状態もそれぞれ。

TVでたまたま見た短いアリアに、心奪われることもあります。

なので、初めてのオペラを選ぶときは、最大公約数的な意見に
必ずしもとらわれることなく、自分にとって一番な、オペラとの
出会いを求めるのがいいんじゃないかな、と思います。

その時のスケジュールとか、多少に、運も関係するとは思いますが・・・・
運も、出会いのうち、ということで^^;



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by kawamuko | 2014-04-05 07:53 | ヘタレなオペラ | Comments(3)

キャスリーン・バトルをこんなところで発見・・!

その昔、ニッカウィスキーのCMで、日本にオペラ・ブームを巻き起こした
METの歌姫、キャスリーン・バトルですが・・・



Big 発言(古い?笑)ならぬ、スタッフや共演者へのあまりにBixxな言動から、
メトを出禁になり、いつの間にか表舞台から消えてしまいました・・・

でも、こんなところで、発見!
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いた~っ!!!
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実はこれ、METオペラの地下にある、歴代出演者の展示・・・

キャスリーン・バトルさん、メト出禁になったと聞いていたけど、ちゃんと展示してもらえていて、
よかった・・・^^;

今、どうされてるのかなぁ・・?
今でもときどき、彼女がメトでパバロッティと共演した時の、「愛の媚薬」とか、車の中で聴いてます。



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by kawamuko | 2014-03-16 20:56 | ヘタレなオペラ | Comments(1)


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