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都会に疲れたニューヨーカーたちへ~NY ロックランドの週末


ハドソン川の向こうで過ごす 週末ガイド
by kawamuko
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築198年のお家のガレージセールは格が違った

我が家の近所に、1820年に建てられたお家があります。
州の歴史的建築物に、指定されています。
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こんな風に、地区の歴史の本にも紹介されているお家ですが、今も普通に人が住んでいます。
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このお家が売りに出され、先日ガレージセールが開かれました。
アメリカでは、頻繁にガレージセールが開かれますが、基本コンセプトは、誰かの不要品は誰かの必要品ということで、いわばご近所でのリサイクル。

でも、このお家は1820年築・・・日本は江戸文政時代、まだ鎖国まっただなかの時代にできたお家です。
これは掘り出し物あるかも・・!?という期待と、この歴史的なお家に住む方々とお話できるかな?という期待で、ガレージセールに行ってまいりました。

お家の持ち主である年老いたお母様に代わり、嫁いだ娘さんがやって来てガレージセールを仕切ってましたが、正面玄関のオリジナルの階段をサイドに移した理由や、ポーチは今も当時のままであること、規制の準拠や補修維持の大変さなど、色々なお話を伺えてとても興味深かったです。

で・・・
今回、このお家のガレージセールでゲットしたのが、このキャンドルホルダー。
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鋳鉄製です。
キャンドルの隣のはさみのようなクリップは何に使うのか聞いたら、当の娘さんも??で、「写真でもはさむんじゃないかしら?」
いや、それフツーに燃えますよね・・・(^^;)と思いつつ、とりあえず買って帰ってネットで調べてみたところろ、このクリップのようなもの、ラッシュ・ホルダーと呼ばれることがわかりました。
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Rush とは、日本で言うイグサのことだそうで・・
下はネットで見つけた写真ですが、油を浸したイグサを、このようにラッシュ・ホルダーにはさんで灯をともすそうです。
日本でも、昔はろうそくの芯にイグサを使ってましたよねー。
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18世紀にイギリス政府がロウソクに税金をかけ始めた結果、ロウソクが買えなくなったイギリスの貧しい家庭がイグサをロウソクの代わりに使い始め、19世紀にかけてこのタイプのキャンドルホルダーが大量に作られたそうです。

ただ北米では、イグサがロウソク代わりに使われることはあまりなかったそうで、アメリカに残るラッシュ・ホルダー付のキャンドル立ては、ほとんどが18-19世紀にイギリスから輸入されたものだとか。

このホルダー、このお家の物置にずっとあったものを今回ガレージセールに出したそうですが・・・
このお家、1840年には雑貨店だったそうなので、その頃に売り物としてイギリスから輸入されたものかもしれませんねー。

わずか1ドルで譲っていただいちゃったんですが、e bayやアンティークサイトで調べたら、状態や年代によって$50から$1,000の値段がついており・・・
私が買ったのは19世紀の大量生産品ぽいので、それほど高くはないと思うのですが、それでもあの家の歴史の一部と思うと、売ったりしないで大事にしようと思います^^

結局、こんな風に↓コーディネート・・・雰囲気合わせようと?遊牧民族のテントの革で作られたライトの隣に置いてみました。
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いやしかし、さすが200年近く前のお家のガレージセール、出品される物の格が違いますねー。
ちなみに全然関係ありませんが、ここのお孫さんは日本の大学に留学中で、日本大好きだそうです笑


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by kawamuko | 2018-09-29 21:40 | Palisades - パリセイド | Comments(6)

ちょっと贅沢なホテルに泊まった夏休み

夏も終わり、秋の気配ですが・・

アメリカではみなさん2週間は休みを取るのが一般的ですが、我が家の今年の夏休みは、土日くっつけて3日間だったので、ホテルをちょっと贅沢してみました^^
マサチューセッツのタングルウッド近く、Hotel on North。
モダンでシックなデザインのホテルです。
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各階ごとに、廊下にこんなスペースがあります。
我が家が泊まった階は、アートギャラリーになってました。
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吹き抜けで広々してます。
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下の階のスペースは、ライブラリーになってて、本棚横の小さなカウチでリラックスして、本を読んでる宿泊客の方もいました。
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お部屋も、モダンでシックなデザインです。
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広いキッチンもついてて、ルームサービスを取ったときも、とっても便利でした。
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ワークスペースもこの通り・・・
結局、ホテルで数時間ほどお仕事になってしまったので、このデスクはとっても助かりました^^;
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ミニバー周りには、本もたくさん・・
このホテル、あちこちに本が置いてあるのですが、本格的なライブラリー付(本棚に梯子のあるヤツ)のお部屋もあるそうです。
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本棚にあったハーレーの本。
そういえば、ホテルに来る途中、ハーレーでツーリングするライダーたちを、たくさん見かけました。
ハーレーでツーリング、アメリカン・ドリームですね~♪
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バスルームのアメニティもお洒落です♪
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ホテルに入っているレストランも、落ち着けていいレストランでした。
天候がいまいちだったこともあって、結局このレストランでディナーとランチ、ルームサービス1回と活用しまくり笑
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夕食で食べたバジルとトマトのスープ。
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そしてせっかくマサチューセッツに来たので、もちろんオイスター♪
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きのこのリゾットも美味しかったです。
これは食べきれなかったので、お部屋に持ち帰って翌朝の朝食に・・・
こういう時、キッチンついてるお部屋だと便利です笑
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駐車場も完備、スタッフの方々もとってもフレンドリーで、満足のホテルでした^^
また泊まりたいな~
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Hotel on North
297 North St.
Pittsfield, MA 01201


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by kawamuko | 2018-09-23 20:43 | 番外

Birkshireのトレイン・ライド

マサチューセッツのタングルウッドに行った夏休み、鉄道大好き理系オタク(笑)のために、Birkshireのトレイン・ライドをしてきました。
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1899年に建てられたAdams Stationの脇にあるホームから乗車します。
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チケット購入は、駅舎代わりの電車内で・・
お土産もここで買えます。
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この路線は、New York Central Railroad。
19世紀から20世紀半ばまで、ここマサチューセッツから、はるばるニューヨークのグランドセントラル・ターミナル駅まで結んだ路線です。
廃線となった後、1984年に保存活動が始まりました。
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今回乗った電車は、比較的新しい車両だそうですが、懐かし~い感じの車両でした。
運転手さんも、ガイド兼車掌さんも、すべて昔、この路線でエンジニアや運転手として働いていた方々が有志でやってます。
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普通に生活に使用されていた路線ですので、沿線には特にすごい眺めがあるわけでもありません。
だから、ただ乗っているだけだと、退屈なトレイン・ライドになると思います。
でも、車掌さんの話を聴いていると、自分が生まれる前のこの地域のアメリカ人の方々の生活を、いきいきと想像することができます。

途中の駅にある、廃業した繊維工場。
ここに通勤する人達が、週末には、この電車で4時間かけて、ニューヨークまでヤンキースの試合を観に行ったこと。
日本人選手がヤンキースで活躍するなんて、想像もできなかった時代ですが、電車の中でチップス食べてビール飲んで、試合にわくわくして・・・すっごく楽しかったんだろうなぁ・・^^

日本が明治の新しい時代へと移ったときも、アメリカと開戦した不幸な時代も、その後の復興の時代も、私が生まれた頃も・・・この鉄道で、毎日の生活を営んでいたアメリカ人がいるんだなあと想像すると、今自分がこの電車に乗っていることに、不思議なご縁に感じました^^

踏切で待つ車のドライバーの方々も、電車に手を振ってくれて、この鉄道が、今も地元の人たちに愛されているのを感じます。

そんなこんなで、約1時間のトレイン・ライドを終えて車に戻ると、外はいきなりの土砂降り・・・!
ホテルに戻って、トマトスープとチーズトースト、そしてワインのランチいただきましたん♪
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Berkshire Scenic Railway Museumの情報はこちらから♪
https://www.berkshiretrains.org/train-rides


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by kawamuko | 2018-09-17 10:13 | 番外 | Comments(5)

我が家の恒例行事、安上がりなレイバーディ

アメリカは夏休みの最後のイベント、レイバーディの連休ですが・・・
我が家のレイバーディのイベントは、毎年、超安上がりに(笑)デッキで焚火と決まってます。
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お料理も、この日は超手抜き・・・
サラダと、パンと、ソーセージだけ笑
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ソーセージは、今年はこの二種類です。
アップル&メープルシロップと、ほうれん草とガーリック&フェネルのソーセージ。
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一応、じゃがバタとバターコーンも用意・・
じゃがいもは面倒くさいので、レンジで調理済みですが笑
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我が家の焚火セットはこれ。
10年以上前に買いましたが、毎年使ってます。
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そして焚火の薪は、このスグレもの。
一度点火すると、約2時間、安定した炎が続きます。
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そうこうしているうちに、夜も更けてきたので・・・
点火!^^
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この日の乾杯一杯目は、去年ケベックで買ってきたリンゴのアイスワインです。
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かんぱ~い♪
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ソーセージも焼けてきた頃・・・
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二杯目は、よく冷やしたグラスでビール。
ワインも日本酒もあるし、料理は手抜きでも、お酒は手を抜きません笑
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写真に撮れないのが残念でしたが、この日、空は満天の星・・・
曇りの予報だったのに、ちょっとした晴れ間に、天の川と流れ星が見えました♪

我が家にとっては、このレイバーディの焚火が終わると夏も終わり・・・
ハロウィーン、サンクスギビングとすぐにクリスマスが来ますねー。
今年もあと4か月、がんばろ~^^


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by kawamuko | 2018-09-04 05:52 | 番外 | Comments(2)

白鯨が生まれた家に行って来た

夏休み、マサチューセッツのタングルウッドに行ってまいりましたが、LENOX市街からの道すがら、アメリカ文学「白鯨」を書いたメルヴィルの家があります。
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普通の住宅地にあるので、見落としてしまいそうですが、ちゃんと看板が出ています。
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メルヴィルが住んでいた当時の納屋だった小屋が、見学者の受付場所になってます。
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見学の受付所に入るといきなり、モービィ・ディックこと、白鯨さんが、人食べてるし・・・^^;
実際、人喰いマッコウクジラというのは存在しないそうで、メルヴィルに濡れ衣着せられた?笑
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食べられてるのは、物語の最初の方に出てくるラドニーさんかな?
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売店には、メルヴィルさんのブロマイドと一緒に、オリジナル白鯨マグネットも売ってます。
白鯨さん、目座ってるよ~^^;
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これは、主人公のイシュメールが、銛打ちのクイークェグと出会った「潮吹き亭」のミニチュア。
細部までよくできてます~。
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メルヴィルはマンハッタンの裕福な家で生まれましたが、父親が事業に失敗して亡くなった後貧困に追い込まれ、20代の時に、一家に対する借金取りから逃げるために、兄の勧めで捕鯨船に乗り込みました。

しかし過酷な捕鯨船の仕事から脱走し、南洋の島で人喰い人種と生活を共にしたり、英国船に乗り込んで乱闘に巻き込まれ、刑務所に入れられたもののそこも脱獄、最後にはハワイで米国海軍に拾われて海兵となり、ようやくニューヨークに帰ることができたという、ワンピースも顔負けの大冒険をしました笑

そのメルヴィルが、若き日の冒険を「白鯨」に託して書いたのが、この書斎です。
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この日はあいにく曇っていてよく見えなかったのですが、この書斎の窓から見える山の尾根の形から、白鯨のアイディアを得たそうです。
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冬場には、こんな風に雪をかぶった尾根が、白い鯨に見えるのだとか・・・
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メルヴィルの手書き原稿。
メルヴィルはプロの小説家ではなく、物書きの訓練も受けてません。
貧困から10代で学校をやめざるを得ず、20代でもう一度学校に戻ったそうです。
ここに展示してある手書き原稿は、比較的きれいなものを選んであるそうで、多くの原稿は、誤字脱字がものすごいそうです。
それでも、彼が心に詰まったあふれる思いを、ペンに紡ぎだしてゆく勢いが、手書き原稿から感じられますね~。
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ちなみにこの家は、ガイドさんと一緒でないと中には入れません。
ご愛嬌なのが、若い女性のガイドさんが、「白鯨」を読み終えたことがないということ・・・笑
この夏、モービィディック・マラソンという、6日間で「白鯨」を読み終えるイベントに参加すると言ってました。

かくいう私も、「白鯨」は日本語訳で読みました・・
英語なら大抵の本は原語で読むのですが、これは第十五章くらいでギブアップ^^;
「白鯨」が出版された当時も、アメリカ人にとってすら、あまりの難解さから売れなかったというそうなので、私ごときが難渋したのはあたりまえ・・・笑

↓は、今回のバケーションの前に、ミツワの紀伊国屋で買って読み直した角川文庫版。
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本当にメルヴィルの鯨に対する熱い思いがぎっちりと詰まった本で、司馬遼太郎さんスタイルというか、本筋からそれて色々な文献を引っ張ってきて、鯨の歴史から生物学的考察や、鯨をテーマにした美術作品、果ては哲学に宗教まで論じ、加えてプロのライターではないので、情熱のままに書き綴り、結果、難解で長い本になってしまったんですね笑

彼がそんな風に情熱を燃やして、この大作を書いた書斎が見られて、私も感無量でした^^

お土産に、売店で売っていたガラス細工の白鯨を買いました~。
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お風呂場に、我が家の黒猫チャンドラーと並べて置いてみました^^
今年の夏の思い出です♪
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Arrowhead Museum
780 Holmes Rd
Pittsfield, MA 01201


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by kawamuko | 2018-09-02 11:19 | 番外 | Comments(2)


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